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理事長からのメッセージ

メッセージ(理事長インタビュー)

1.仕事内容、仕事の意義

Q1-1.仁寿会の事業(仁寿会の仕事)の概要を、簡単に教えて下さい。

仁寿会は、医療、介護の複合事業体です。

行う仕事は在宅療養を支援することです。

医療の中にある生活から生活の中にある医療へと社会を変えていくことです。

これを5つの部門で行っています。病院・診療所の部門、老人保健施設部門、働く人の心と体の健康増進を支援する部門、地域に密着して在宅療養を支援する部門、そして住まいの部門です。

Q1-2.島根県邑智郡川本町、島根県大田市において、仁寿会が医療・介護サービスを提供するのは何のためですか?

地域の皆さんがこうありたいと考えていることを実現できるよう医療と介護を通じて支援すること。

ここが私たちのふるさとだから、その故郷に住まう人々の生活の質の向上に少しでも貢献するためです。

ここで重要なのが住まう、つまり、住み続けることです。私たち仁寿会が社会医療法人である理由もすなわち、医療と介護を提供し続けること、医療の永続性の担保にあります。

私たち社会医療法人は、2013年の社会保障制度改革国民会議最終報告書にもうたわれているとおり、医療の質と効率の向上を両立させ、医療提供体制の機能分化とネットワーク化をすすめることで地域の皆さんの生活の質の維持と向上に寄与して参ります。

Q1-3.地域社会・地域の人々に対して、仁寿会はどのような形で貢献しているとお考えですか? 仁寿会で働くことは、社会の中でどのように役立つことなのでしょうか?

私たちが掲げるビジョンは、地域で暮らす方々お一人おひとりのその良き人生に向き合い、支援し、貢献することで地域社会を変えていくことです。このビジョンが社会への貢献そのものになります。

仁寿会で働くことは、このビジョンを現実のものにしていくプロセスをほかの職員、地域のあらゆるセクタの方々と共有し、自分自身の専門性を含めた独自の視点で課題を見つけ、共同して解決していくことを積み重ねていくことです。

2.職場・職員への思い

Q2-1.理事長にとっての『理想の職場』とは、どのような場所ですか?

つながる職場、つながっている職場です。

私たちが職種に関わらず、職場に関わらず、世代に関わらず、自分の周りにいる多様な方々といつまでも笑顔でつながっている職場、つながることのできる職場です。

Q2-2.理想の職場を実現するために、具体的にどのような取り組みをして来られましたか?

理想の職場を作っていくのは現場の職員一人ひとりです。ですから、その職員へ対して大きく分けて2つの支援を行っています。

職員が健康であることを支援すること=「健康支援」と、そしてもうひとつは職員が成長できるよう支援すること=「成長支援」です。

具体的には、健康支援では「5つの守る」、成長支援では「5つの豊かにする」という支援を行っています。

5つの守るは「職員が大事にする価値を守る」「事故から守る」「過重なストレスから守る」「感染から守る」そして「犯罪から守る」です。所定外労働時間を削減し、有給休暇取得を促進するパーソナルライフのための時間を作ることは基本になります。

5つの豊かにするは「心を豊かにする」「技術を豊かにする」「知識を豊かにする」「経験を豊かにする」そして「つながりを豊かにする」という支援です。資格取得支援に加え、大学や地域の企業との共同研究なども成長を支援していく仕掛けのひとつです。

Q2-3.法人の人事を行い、福利厚生・人材育成制度を作る上で、重視されているポイントは何ですか?

職員一人ひとりを地域、社会の財産ととらえ、また職員一人ひとりの可能性を信じることです。

そして人材育成や福利厚生の社内制度などを通じて職員がより幸せになり、仁寿会という組織の機能がより高まり、長期的な結果として地域社会が反映していくことにつながればこの上ないです。

Q2-4.仁寿会が求める人材とは、どんな人ですか? 医療・介護に対してどういう姿勢の人を求めていますか? 仁寿会で働くにあたり、どういった資質を持つことが望ましいですか?

  1. 健康行動が実践できる
  2. 成長意欲があり、学ぶ
  3. 高い倫理

これら3つの資質があれば心配ないです。

  1. 社会に対する問題の認識があり、社会への貢献意欲の高い人
  2. いつも笑顔で患者さんの課題を解決する姿勢をもっている人

こういった姿勢の人を求めています。

Q2-5.理事長にとって、仁寿会で働く人たちはどんな存在ですか?

家族のように思っています。

健康であるよう、快適に働き、自己実現を果たせるよう成長してほしいです。

Q2-6.仁寿会での仕事を通して、職員にはどのように働き、どのように成長してほしいとお考えですか?

この地域の人々は、私たちが安心して医療を提供できるよう私たちを温かく見守ってくれています。

この地域の方々のため、ぜひ、私たちと一緒に新しい地域包括ケアシステムをつくりましょう。そして、高齢先進県である島根から新しい医療モデルを世界に向けて発信していきましょう。

理事長 加藤 節司(かとう せつし)略歴

東邦大学医学部医学科 卒業 1986年

現職一覧

法人名・団体名役職就任期間
社会医療法人仁寿会理事長2011年-現在
社会医療法人仁寿会
加藤病院
病院長2011年-現在
社会医療法人仁寿会
介護老人保健施設
仁寿苑
施設長2011年-現在
国立大学法人島根大学医学部臨床教授2007年-現在
学校法人東邦大学医学部客員講師2016年-2018年
学校法人東邦大学医学部客員教授2019年-現在
一般社団法人しまね地域医療支援センター理事2020年-